看護小規模多機能型居宅介護とは
平成24年より小規模多機能型居宅介護と訪問介護を組み合わせた、看護と介護サービスの一体的な提供により、医療度ニーズの高い要介護者への支援の充実を図ることになりました。
通所介護(デイサービス)を中心に利用しながら、必要に応じてショートステイや訪問介護、訪問看護を受けることができる一体型の在宅支援サービス。4種類の介護サービスをおなじみのスタッフから受けることができるため、人見知りしがちな方でも安心して利用できます。
- 要介護度が高く、医療ニーズの高い高齢者に対応するため、小規模多機能型居宅介護サービスに加え、必要に応じて訪問看護を提供できる仕組みとします。
- 別々に指定しサービス提供するよりも、小規模多機能型居宅介護事業所に配置されたケアマネージャーによるサービスの一元管理により、利用者のニーズに応じた柔軟なサービス提供が可能となります。
※平成27年度より、「複合型サービス」は「看護小規模多機能型居宅介護」へ名称変更となりました。
ご利用対象者
おおむね65歳以上の方で、要介護度(1~5)の認定をされている方。
訪問看護は病気やけがなどにより、各家庭で寝たきりに準ずる状態にあり、かかりつけの医師が訪問看護の必要性を認めた方が対象です。
ご利用者様が施設に通い、入浴・食事・健康チェック・日常動作訓練やレクリエーション等を受けることができる介護サービスです。(通い人数は15名以下)多くの人と触れ合うことで、刺激と緊張をもたらし、寝たきり予防や認知症(痴呆)対策につながります。
住み慣れたご利用者様のご家庭へ、看護師が訪問し看護サービスを提供致します。主治医の指示と適切な判断にもとづき、24時間体制でご利用者様がご安心できるよう在宅での療養生活をご支援致します。
通所介護と同じ施設にて、ご利用者様が期間限定で短期間入所し、入浴・食事・健康チェック・日常動作訓練やレクリエーション等を受けることができる介護サービスです。
住み慣れたご利用者様のご家庭へ、訪問介護員(ホームヘルパー)が訪問し介護サービスを提供致します。調理や掃除等を行う「生活援助」および、食事や排せつ等の介助を行う「身体介護」のトータルケアを致します。
寝たきりに準ずる状態にある老人の中には、脳卒中の後遺症などで寝たきりに陥るおそれがあり理学療法や作業療法が必要となる方も含まれますので、かかりつけの医師にご相談ください。